オーブ連合首長国





国家
ソロモン諸島に存在している島国の国家。コズミック・イラ70年2月8日にウズミが宣言し、それ以降は中立となっている。地球上で数少ないコーディネイターを受けいれている珍しい国家でもあり、基本的に字も日本語が使われている。オーブ本島はヤラファス島が正式名称で、首都はオロファト。中立と言うだけあって、防衛力は高い。国を動かす代表者はウズミ・ナラ・アスハ(ただし、ヘリオポリス崩壊後に辞任している)。


政府
基本的に内閣が仕切る。会議が行われ、話し合いで決定しない場合は首長の考えや発言と多数決の原理で決められる。
ただし、官僚などはオーブ5大氏族から排出されるのが前提であり、国民に選挙権は持たない。
LEGENDにおける5大氏族はアスハ家、サハク家、キオウ家、グロード家、ホクハ家である。



他国では殉職や活躍しないと行われない制度である二階級特進が緩くされている。これは戦闘などにおいて大きく勝利を貢献した者に対して行われる。また、それなりの活躍があり、首長やその関係者の言葉があればすぐに特進する事が出来る。もしくは軍の重要人物などの遺書から、特進する事も可能。また、状況によっては最大五階級特進というのもあるらしい(誰もしたものが居ない)。
訓練に関しては白兵戦を中心に行われる。戦闘機の訓練なら、入って少し経てば出来るが、MSの訓練は教官以上の者達の許しがあった者のみ受ける事が出来る。また、一部の者に関しては特別訓練を受ける事で通常より早く、士官学校を卒業できることもある。
基本的に階級は一佐(=大佐)というような言われ方をするが、オーブ軍の特殊部隊のみ大佐といった地球軍などと同様の階級名称となる。
色々と部隊があるものの、特殊部隊は最低でも1〜5まで存在するらしい。
なお、オーブ軍特殊0?部隊とはあくまでも通称である。
ちなみに部隊名の由来は機動戦士ガンダム第08MS小隊に由来する。


コロニー
ヘリオポリス
オーブの所持する中立のコロニーであり、L3にある資源衛星コロニーである。コロニーの形はプラントの砂時計型ではなく、宇宙世紀シリーズのコロニーの形に近い。キラ達が住んでいるコロニーでもあり、彼らが通う工業ガレッジ「カトーゼミ」がある。裏では多くのMSが開発されており、現在判明しているだけでもアスハ家、サハク家、地球連合軍の3つの勢力が関わっている。LEGEND3話にてコロニーは崩壊している。

アメノミハシラ
いわゆる軌道エレベーターの宇宙ステーション。開発期間はC.E.58年〜C.E.70年の12年。当初は地球から宇宙へ物資を送るためのステーションだったが、完成年に戦争が勃発。中立を貫くための兵器が必要不可欠と言うこともあり、自然と兵器生産の軍事用宇宙ステーションとなった。MSの製造は無重力空間でなければ、不可能な部分もあるため、このステーションの管理は軍事関係に深いサハク家がすることなっている。


人物
それぞれのリンク元を参照。
オーブ連合首長国キャラ
オーブ軍
オーブ軍特殊01部隊
オーブ軍特殊02部隊


用語
オーブ5大氏族
色々な説があるが、LEGENDでのオーブ5大氏族はアスハ家、サハク家、キオウ家、グロード家、ホクハ家。特にこの5大氏族は跡取りや血を引く者が偽名を使っている事が多い。中でもマサカズ・ライモートに至っては、とても親が名づけるにはとても思えないファミリーネームとなっている(ライは嘘、モートは死を意味するため)。下級氏族にセイラン家、トキノ家、マシマ家などがある。

それぞれの各家の特徴は下記の通り。
・アスハ家:権力が高く、非常時での軍もアスハ家関係者が殆どを仕切っている。
・サハク家:軍事関係が深く、モルゲンレーテもサハク家寄りであり、この家の関係者は英才教育を受けている。
・キオウ家:交渉術が長けており、中立であるオーブにとって重要な存在である。銃の上手い者、視力のいい者が多い。
・グロード家:情報戦に優れ、国民がパニックにならないようにすると言った大事な役割を持つ。他家の中でも日本人の遺伝の影響により剣術のレベル高いものが多い。
・ホクハ家:主に上記4氏族の護衛を務めることが多い。また、身体能力が高い者が多く、反応速度も高い傾向にある。


アスハの特権
本来はアスハの名を持つ者にしか許されていない特権。アスハ家は代々からの国のリーダーであったこともあり、その名残でもある。最大の特徴はアスハの名を持っていると、たとえ将官クラスであっても従わなければいけない程の従事力がある。しかし、この権限を主に使うのはウズミでもカガリでもなく、マサカズが多い。この事から彼がアスハの名を持たないのは何らかの理由があると考えられており、オーブ軍内では色々と噂になっている。


その他
ウズミの名はもちろん、マサカズ・ライモートの知名度は他の国でも高く、特に後者は軍人としても優秀であるため、危険人物と認識されている。
ホクハ家、キオウ家、グロード家などの跡取りや血を継ぐ者は行方不明となっている。
グロード家はウン・ノウ、ホクハ家はバリー・ホーと少々関係がある。