「プロローグ0 コズミック・イラの歴史」
以下のことは事実であり、記されている限りの歴史である。
ただし、調べた限りの事柄ではあるが、事実でない可能性もあるため、一応注意を払って見て頂きたい。
C.E.1年 再構築戦争(第3次世界大戦)の勃発。
C.E.9年 戦争が終結し、11国家が誕生する。
C.E.15年 ジョージ・グレンの告白によりコーディネーターの存在が明らかにされる。
C.E.30年 L4宙域にメンデルが建設され、研究が行われた。
C.E.43年 アル・ダ・フラガがメンデルに出向き、同年にアルのクローンであるラウ・ラ・フラガ(後のラウ・ル・クルーゼ)がメンデルで誕生する。
C.E.45年 メンデルにて地球軍から依頼された戦闘用コーディネーター叢雲劾が生まれる。
C.E.51年 メンデルでセイ・ミヤマ(後の”FOKA’S”リーダー)が誕生。
C.E.53年 コーディネーターの登場により、宇宙飛行士の夢を閉ざされた少年がジョージ・グレンを殺害。
C.E.54年 S2インフルエンザ流行し、地球では多数の死者を出すも、コーディネーターは誰一人死んでいないため、反コーディネーター組織が生まれ、ブルーコスモスもこの頃に勢力を伸ばした。同年にメンデルでカナード・パルスが生まれる。
C.E.55年
同年2月5日 アプリリウスにてラクス・クラインが誕生する。
同年3月25日 サキート・マ・コウス(オリジナルキャラ)がメンデルで生まれる。
同年5月5日 マサカズ・ライモート(オリジナルキャラ)がメンデルで誕生する。
同年5月18日 唯一の成功体キラ・ヒビキ(後のキラ・ヤマト)、姉でありナチュラルであるカガリ・ヒビキ(後のカガリ・ユラ・アスハ)がメンデルでこの世に生を受ける。彼らが生まれて数日後に成功体が生まれた情報を聞きつけたブルーコスモスの襲撃にあい、ヒビキ夫妻死亡、姉弟はヤマト夫妻に預けられる。なお、この事件によりブルーコスモスは姉弟が死んだと勘違している。
同年10月29日 アスラン・ザラが誕生する。
C.E.57年 9月1日にシン・アスカが生まれる。
C.E.55〜60年 クルーゼのクローンであるレイ(後のレイ・ザ・バレル)が生まれる。
C.E.59年 ムウまたは残されたアルの遺伝子を使い、プレア・レヴェリー(クローン)が生まれる。
C.E.60年 ギルバート・デュランダルが研究員としてメンデルに勤務が確認される。
C.E.68年 メンデル内でバイオハザードの発生。多数の死者を出し、以後はコロニーは破棄され、無人となる。
C.E.70年
同年2月5日 行われるはずだった月面会議が爆弾テロにより行われることがなかった。(やがてコペルニクスの悲劇と呼ばれる) シーゲルはシャトルの不都合により、難を逃れる。
同年2月14日 ブルーコスモスに属する将校が独断で核ミサイルを持ち出し、ユニウス・セブンへ核を放つ。後に血のバレンタインと呼ばれるこの惨劇は24万3721人の死者(この中にはアスランの母であるレノア・ザラも含まれる)を出し、本格的武力衝突となる。
同年2月19日 地球軍は突如に南アメリカ合衆国に武力侵攻を行い、大西洋連邦が誕生する。
同年2月22日 L1で起きた地球軍とザフト軍の戦闘が発生する。このことは後に世界樹攻防戦と呼ばれる。ザフトはこの時ニュートロンジャマーの試験を行った。また、ジンで出撃したラウ・ル・クルーゼがMAを37機、戦艦6隻を撃破し、後にネビュラ勲章が授与される。
同年3月8日 ザフトが地上侵略作戦でビクトリアに侵略する。(後の第一次ビクトリア攻防戦) しかし、地上での支援がなかったザフト軍が敗退する。
同年4月1日 ザフトは第一次ビクトリア攻防戦の失敗を踏まえ、ニュートロンジャマーを地球に落とす作戦オペレーション・ウロボロスの発動承認を3月15日に会議で可決され、4月1日に作戦が決行される。4月1日に行われたため、エイプリル・フール・クライシスとも呼ばれる。ニュートロンジャマーが地球に落とされたことにより、深刻なエネルギー問題が発生し、数多くの死者も出す。戦場ではMSが主導権を握ることになり、戦争は長引くことになる。
同年4月2日 エイプリル・フール・クライシスで地球全体は混乱状態に陥る。ザフトはこの混乱に乗じてカーペンタリアに基地を48時間で作る。地球軍はこの時迎撃に出るが、ザフトの新型MSディンの登場により、敗退する。一応戦闘があったためかカーペンタリア制圧戦と呼ばれることになる。
同年4月17日 地球軍はこの日にプラント本国を目指し、侵攻する。一方ザフトはプラントの管理下にあった資源衛星ヤキン・ドゥーエで付近にて迎え撃ち、交戦。この戦いは第一次ヤキン・ドゥーエ攻防戦と呼ばれる。
同年5月3日 ザフト軍はプトレマイオス基地を目標に侵攻を開始、月の裏側にあるローレンツ・クレータに基地の建設を開始した。その後月の最前線はグリマルディ戦線と呼ばれることになる。
同年6月2日 エンデュミオン・クレーターの防衛線で第3艦隊の壊滅を目にした連合軍は施設の破棄のため、レアメタルの混じった氷を融解するために設置していたサイクロプスを暴走させ、ザフト軍、地球軍、両方に被害を与える。この時の戦いで、ジンを5機破壊、サイクロプスの爆発から逃れることが出来たムウ・ラ・フラガはエンデュミオンの鷹の通り名で有名になる。が、実際は地球軍がエンデュミオンでの出来事を隠すために行った作戦であり、ムウは口封じのために後方へ追いやられる。同様に生還できたジュラード・ガルシアも左遷され、アルテミスへ移動となる。なお、この戦いでムウはジンハイマニューバで出撃していたクルーゼと運命的な再会している。
同年5月25日 地球軍とザフト軍の艦隊が海で衝突し、戦闘が起きる。この戦いでザフトは水中用MSグーンを実践初投入する。この戦闘はカサブランカ沖で起きた戦闘であるためやがて、第一次カサブランカ沖海戦と呼ばれる。また、この戦いに勝利したザフト軍は地中海へ侵入し、アフリカ北岸より侵攻を開始、同時にジブラルタル基地建設が開始される。
同年5月30日 エル・アライメンにて地球軍とザフト地上軍の攻防が起きる。ザフトはアンドリュー・バルトフェルド、地球軍にはモーガン・シュバリエが居た。両者の部隊が交戦し、地球軍は後一歩のところまでザフトを追い詰めるがバルトフェルドの奇策と陸上MSバクウにより大敗する。やがてザフト軍はアフリカ北岸からビクトリア宇宙港へと南下していく。後にこの戦闘はスエズ攻防戦と呼ばれる。
同年6月〜7月 L4の東アジア共和国管理下の資源衛星である新星を巡ってC.E.6月14日〜7月12日まで行われた戦闘。この戦闘は後に新星攻防戦と呼ばれる。双方とも約1ヶ月の間決定打が出せないまま小競り合いが続き、地球軍は新星を諦めることで決着がつくことになった。この戦闘の時にL4のコロニーには被害が出ている。ザフト軍は防衛軍事衛星としてL5宙域にまで移送させる。その間に地球軍は何度か取り返そうと攻撃している。移送後この新星はボアズと名前を改めて定められる。
そして・・・
C.E.71年
1月25日 地球軍とオーブ(実際にはウズミは何も知らず、サハク家が独断で行った)が秘密裏に開発していたG兵器を奪取するためにザフト軍のクルーゼ隊がオーブの資源コロニーであるヘリオポリスを襲撃する。なお、クルーゼの情報を与えた人物はケナフ・ルーキニである。襲撃の裏にはジャンク屋、傭兵を始めとする者も数多く動くのであった・・・
END
NEXT「プロローグ1 始まりの場所」